"どんでん返し"がある映画をお探しですね。
"どんでん返し"がある映画は、見終わった後に放心状態になってしまうほど面白いものでしょう。
そこで今回は、映画を年間100本以上見る映画マニアが、あなたにおすすめしたい”どんでん返しがある映画”を紹介します。(洋画・邦画・韓国映画)
ぜひ、大どんでん返しに驚いてみてくださいね!
それではどうぞ。
どんでん返しがある映画【洋画】
シャッターアイランド
精神を病んだ犯罪者を収容している孤島"シャッターアイランド"を舞台にしたミステリー作品です。
連邦捜査官のテディ・ダニエルズは、収容施設で行方不明となった女性囚人レイチェル・ソランドを捜査するため、シャッターアイランドに上陸します。
シャッターアイランドに降り立ったテディ・ダニエルズはそこで不可解な出来事や困難に翻弄されながらも、レイチェル・ソランドの行方を必死で追いかけます。
物語序盤から巧妙に張り巡らせた伏線がラストスパートで一気に回収されていく様は圧巻の一言に尽きます。
そこで明かされる真実には、誰もが驚愕するでしょう。
全ての真相を知ったあと、改めてシャッターアイランドを見直すと全く違った面白さを発見できるのもおすすめポイントの1つです。
この映画のキャッチコピーが、「ラストは、まだ見ていない人には決して話さないでください」「登場人物の目線や仕草にも注目しましょう」というものでした。
映画好きの自分は、絶対に見抜いてやると、冒頭からスクリーンの隅々まで注意深く、真剣に見るので、ぐっーと映画に引き込まれます。
それに加えて、登場人物が皆怪しく、スクリーンも音楽も暗く重いストーリー展開が続きます。
緊張感とハラハラの連続のせいで、どっぷり主人公に感情移入してしまい、冷静に推理出来ずラストをむかえることになります。
想像をはるかに越えた、どんでん返しに、あーやられたっ!って思います。
必ずもう一度見たくなるでしょう。
二回目、三回目と違う見方ができるところも、おすすめです。
また、ただのどんでん返しではなく、見ているこちらに衝撃を与えながらも納得せる展開・ストーリーで、2回目見たときに映画で語られなかった伏線を探すという楽しみ方もできます。
間違いなくどんでん返し系の映画の中でトップランクの映画だと思います。
バタフライエフェクト
最初になんといっても伏線回収が素晴らしい映画です。
自分の大切な人の為に何が一番いいのか考えさせられる作品になっています。
見て損はしません、おすすめします!
過去に行き現在、未来を変えられる力を持つ青年の話です。
短い期間の記憶がなくなる病気があり日記をつけている青年が主人公で、ある日、日記を読むとその出来事があった過去にタイムスリップできることに気付きます。
そして自分のせいで不幸にしてしまった女性を助けようと何度もやり直すのですが、なかなか上手く行きません。
初めて見たとき強い衝撃を受けました。
時間の流れや、辛い過去について考えさせられる作品です。
また、「愛する方法には色々あるのだな」と思わされます。
ちょっと大人っぽい「君の名は。」という雰囲気です。SFラブストーリーと聞いて興味が湧く方にオススメです。
この手のタイムループ物の中では一番の映画でしょう。
伏線の張り方が凄いのと全てを回収しているところが素晴らしくとても観やすかったです。
はじめの方は「なんのこと??」と思っていたところが、テンポよく物語が進むにつれて紐解かれていく感じがたまりません。
心地よい。何度も何度も過去を変えようとして奮闘する主人公。
でもなかなかうまくいかない。
やっとみんなが幸せになれたかと思ったら自分だけ幸せじゃない。
じゃあどうしたら全員が幸せになれるのか?
ラストは切ない、でも見終わった後に爽快感が残ります。
何度でも観たい作品です。
ゲーム
マイケル・ダグラス主演の映画で、かなり有名だとは思いますが、学生の頃テレビで見てすごく衝撃的だったことを覚えています。
主人公が誕生日に弟からゲームの招待状を受け取るところから物語は始まります。
とにかく先の読めない展開で、命の危機に瀕しながら、最後の大どんでんがえしは、今でも忘れられません。
オチを知ってしまうと途端に面白さは半減してしまうので、内容は何も書きたくないぐらいですが、今まで見たことも聞いたこともないと言う人はとりあえず見て欲しいです。
20年以上前の作品ですが、古さを感じない素晴らしい作品。
二転三転と目まぐるしく変わる展開に目が離せません。
最初は不気味にゆっくりと。
でもストーリーが進むうちに気付いたら、もう息が出来ない程のスピードで進みんでいます。
信頼できると思っていた人物も5分後には信用出来なくなってしまう…。
人間不信になること必須です。
主人公の感情すらくるくる変わるので最後の最後まで気が抜けません。
ジャンルはサスペンスなのかホラーなのかラブストーリーなのか…ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか…エンドロールが始まるまでわかりません。
もう二度と観たくない程疲れ切りますが、一度は観ておきたい名作です。
真実の行方
リチャードギア主演のサスペンスドラマです。
主演はリチャード・ギア、共演はローラ・リニー、エドワード・ノートン、フランシス・マクドーマンドが名を連ねています。
はじめは、リチャード・ギア主演のため、よくあるハリウッド映画の主演がかっこよく描かれているだけのパターンかと思っていました。
リチャード演じる敏腕弁護士が、ある事件の容疑者(エドワード・ノートン)の弁護を担当します。
その容疑者の若者は多重人格であり、事件を起こしたのは「別人格」だったということがわかり、弁護側は無罪を主張していきます。
結果、何とか無罪を勝ち取り、容疑者は解放されるのですが、それでおしまいの話ではなく、その後の話がとても重要になってきます。
そもそも「リチャード・ギアかっこええ!」ということをみせつける映画じゃないのか?と思ってみていたら、いやいやそんなことはなく。
むしろ助演のエドワード・ノートンがすごい!となりました。
その後彼(エドワード)はたくさんの映画に出演していきます。
大どんでん返しの展開と、エドワード・ノートンの演技をぜひ見てほしいと思います。
エドワードノートンのデビュー作でもあります。
この映画でエドワードノートンは主役のリチャードギアを完全に食ってしまいました。
主役の逆転。
デビュー作品とは思えないくらいに、エドワードノートンの演技力はすばらしいです。
二面性を持つ役ですが、全く違う人物像を見事に演じています。
ストーリーは裁判系のサスペンス映画ですが、最初から最後までとても引き込まれて見ました。
最後のどんでん返しには本当にびっくりしました。
そーだったのかぁ!まさに目が点。
エドワードノートンが好きで何度も見てる映画ですが、何度みても面白いです。
でも結末を知らずに初めて見たときがやはり一番良かった。
念のためあらすじなど読まずに見てほしいです。
sawシリーズ
sawシリーズはアメリカの映画で、ジャンル的にはホラーの部類に入ると思うのですが、この映画のシリーズは全て、映画のラストで必ずどんでん返しがあります。
特にオススメはシリーズ1作目で、大体のあらすじは、二人の男が何者かに監禁されます。
それぞれ足首に鎖をはめられて、全く見当が付かない状況で脱出しようとする内容です。
最初から最後まで緊張感のあるシーンの連続で、さらに劇中の音楽がそれを高めます。
食い入る用に観てしまうので、一時間半があっという間に過ぎて行きます。
犯人や目的が謎なまま話が展開されていき、何度も何度も、「もしや!?まさか!?」と思わせる展開が続き、見る人に推測や思惑を与えてくれて見ている途中でもまったく飽きさせない作りになっています。
最後まで見ると、予想の遙かに斜め上の答えが返ってくるでしょう。
しかし、納得感のいくものです。
過激なシーンが多いので、そういう映画が苦手な人にはオススメできませんが、最後の大どんでん返しは驚愕します。
スティング
多くの”どんでん返し映画”が「どんでん返しによって観客を驚かせる事」のみを目的として作られていると思います。
しかし、「スティング」ではロバート・レッドフォード演じる主人公とポール・ニューマン演じる元大物詐欺師、2人の人間ドラマが最高に味わい深く描かれています。
冒頭はジョップリンの軽快なピアノBGMを背景に主人公の歩く足元のショットから始まり、その時点で彼の「訪れる困難に立ち向かう時の飄々としたスタンス」を表現する編集は鮮やか。
そこから展開される人間ドラマにぐいぐい引き込まれ、だからこそラストのどんでん返しにきちんと”ドラマとして”騙される事ができる。
そこから生まれるのは、ストーリーが進むうちに主人公たちをどうしようもなく好きになってしまった観客による、心からの喝采です。
老若男女誰でも楽しめる素晴らしい映画だと思います。
シックス・センス
この一本で、ナイト・M・シャマラン監督の名声が一気に高まった作品。
このシックスセンスがあるから、シャマラン監督が作る作品は、どんなにつまらなそうな作品でも見たくなる。
それだけ影響力のあった作品です。
ただ、公開されて数年立つけど、未だにシャマラン監督はこれを超す作品は作れていないと思います。
最初から不気味な感じが漂うが、母と子、夫と妻、亡くなった人と、生き残った人など、人と人の繋がりや思いを描いています。
単なる怖いゴーストものではない、ヒューマンドラマになっていて、何回見てもネタバレしても見てしまう作品。
伏線をいろいろと張り巡らしている脚本で、どんでん返しが効果的に生かされています。
エスター
サスペンスホラー映画です。
エスターと言うのは、主人公の夫婦が孤児院から新しく家に向かえた「子ども」の名前なのですが、このエスターが来てからというものの、家には不可思議なことが起こり始めます。
夫婦には実の子どもが二人いて、その二人も恐怖に巻き込まれることとなります。
夫婦はその二人の子どもとエスターを守るべく奔走しますがー。
この家に何が起きているのか、その原因に気付き始めている母親・二人の子どもと、気付いていない父親。
果たして何が異変の原因なのか。
孤児院からきた不思議な「子ども」、エスターは何者なのか、ラストでは驚きの結末が待っています。
メメント
今まで相当数の映画を見てきましたが、まずなんといっても映画の始まり方が斬新でこんな映画見たことない!と始めからから驚かされる映画になっています。
その始まり方がストーリーの終わりから始まりまります。
「終わりから始まる?」よくわからないと思いますが、それがこの映画の醍醐味ともいえるでしょう、
15分経つと記憶が消えてしまう主人公。
彼の行動が1つ1つ後になって、「あの時のこれはこーゆうことだったのか!」と何度も思わされる伏線回収が素晴らしい映画になっています。
2度目の視聴で気づくことが多い…それもまた面白いです。
洋画サスペンスで、解釈が難解とも言われるメメント。
おススメです。
グランドイリュージョン:見破られたトリック
「グランドイリュージョン:見破られたトリック」は、終盤のどんでん返しが圧巻です。
最初はタイトル通り、マジシャンがイリュージョンやマジックで犯罪すれすれの行為を重ねていくお話だと思っていました。
それは間違っていないのですが、ストーリーの中の登場人物だけでなく視聴者側もいつのまにか騙されている仕掛けがたくさん散らばっています。
まるで映画というより、マジシャンたちのパフォーマンスを見ているような感覚でした。
もちろんイリュージョン、マジックのように視覚的に騙されることもあれば、ストーリーの中で騙されることもあり、常にいろいろな視点からワクワクできる作品だと思います。
最後にはどんでん返し続きで、トドメのどんでん返しでは思わず興奮して感動すらしてしまい、え!?と声が出るくらいです!
また、あくまでもマジックやイリュージョンの仕掛けで騙していくので、むやみに人を傷つけたりしないため、楽しく面白くスッキリできる素敵な作品だと思います。
見終わった後はきっとマジシャンになりたいと思うかもしれません。
スプライス
科学者の夫婦が、人間と動物の赤ちゃんを産み出すことに成功して極秘に育てていくというストーリー。
このような実験は既に行われて、関係者のみに発表に至ります。
メスだった生き物のオス化により、あり得ないくらい暴れだして会場は惨劇に包まれる。
冒頭のこの部分が最後の伏線になっています。
わりと人間に近い姿で知能も多少もち、順調に育ってゆくドレン(見ようによっては可愛い)は、男性のほうの科学者に恋心を抱きます。
まさかとは思いましたが、男もまた心揺らぐという展開でもはやサイエンスを越えたストーリーで面白かったです。
しかし、冒頭に述べたこの手の生き物の変化によりあっとゆう間に形勢逆転。
自身の所有物としか思ってなかったであろう女性科学者に対して強烈な仕打ちで、大どんでん返しが最後起こります。
セッション
アメリカ有数の音楽院に通うJAZZドラマーと、鬼教官物語です。
非常に厳しい指導で知られる教官に、精神を病みながらも付いていく青年。やがて努力が認められ、コンペの主演奏まで辿り着くがアクシデントがありコンペは大失敗。
やがてその教官が自分の名声のために厳しい指導を行っており、過去に自殺者まで出している事を知った青年は、教官を訴えることに。
音楽院を退学になった青年と音楽院を追い出された教官。
あるJAZZバーでばったり再開し、過去のわだかまりを捨て教官が主催するコンサートへ誘われる青年。
ドラムセットの前に座った瞬間、教官の表情が変わった…スリス&サスペンスが息をつかせぬ展開で見るものをあきさせないところがオススメです。
きみに読む物語
とある療養施設に入所している認知症を患った老人女性に、同じく施設入所者の老人男性がある物語を読み聞かせるというところから物語は始まります。
彼が彼女に読み聞かせている話は、1940年代のアメリカの若い男女の恋物語です。
少しネタバレになりますが、若い男女は紆余曲折を経て最後には結ばれます。
その物語を「素敵な話ね」と言いつつも、どこか違和感を覚える彼女。
初めて聞く話のはずなのに以前から知っている、そんな気がしてならないからです。
というところが、大まかなあらすじになります。
その先の展開が気になる方は、ご自身の目で是非観て欲しいです。
最後まで観ると、「きみに読む物語」というタイトルの意味がわかります。
そして意味がわかると同時に感動で涙が止まらなくなります。
出会った人みんなにオススメするくらい大好きな映画なので、是非多くの方に観て欲しい作品です。
ショーシャンクの空に
絶望的な情報から知恵を使って状況を巻き返す、まさに爽快なスカッとする映画の定番です。
冤罪から始まり、刑務所、囚人同士のいじめ、陰湿な教官、最悪な展開ばかりの生活。大切な友人と思えた人も悲しい現実を前に生涯を終えます。
とてもリアルに刑務所の生活が描かれています。
脱獄なんかはできるとも思えず、劇中も全くそんな気配はわからぬまま、元銀行員の主人公は虎視眈々と偉い人の信頼を勝ち得ていました。
まさかの方法で大どんでん返し!
気持ちのよい脱獄後の景色も最高でした、名作だと思います。
想像するような、事件が覆るようなどんでん返しとは違います。
この映画の凄いところは、主人公の行動や心にどんでん返しがあるところです。
主人公は無実の罪で捕まり、どん底まで追い詰められます。
普通の人ならば諦める!そんな状況の中の幸せへの復活が爽快な映画です。
最後まで観てから二度目を観ると、主人公はここでこう思っているのか!主人公はこんな事をしていたのか!と深く映画を味わうことが出来るのでおススメです。
絶望しかない人生で希望を見出すのは自分の力なのだと、活力が貰える、そんな素敵などんでん返しが待ち受けています。
エリンブロコビッチ
この映画のすごいところは、実話であるところです。
シングルマザーで貧しい暮らしをしている母親が、ひょんなことから弁護士事務所で働くことに。
そこで、アメリカの大企業が水汚染にかかわっていることに気付き、その罪を暴いて自白させるという、まさに作り話でしかありえなさそうな話が本当にあった話というところが驚きで面白いです。
しかも、いわゆる「力を持たない」シングルマザーがその信念と集中力を発揮して、大企業を相手に闘うという、とても勇気のある行動に感動を覚えます。
大どんでん返しだけれどもすべて実話であるところに、説得力があります。
バンディッツ
ケイト・ブランシェットが好きで見ることにした映画です。
でこぼこコンビに主婦が加わって、3人がチームで銀行強盗を繰り返すストーリー。
ケイト・ブランシェットの演じる主婦が、とても魅力的でした。
彼女をめぐって三角関係になってしまう2人も、愛すべきキャラクターで面白く、飽きることがありません。
強盗といいながら、あまり暴力的なシーンもなく、安心して見ていられます。
最後は「強盗だものね。さすがに仕方ないよね。。。」と思わせられる展開になりますが、そこからのどんでん返し。
とにかく、見終わってからスカッと爽快な気分になれます。
トータル・リコール
少し古い作品になりますが、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のトータルリコールについて語りたいと思います。
近未来の火星を舞台にした物語になりますが主役が記憶をリセットされ、少しずつ本来の記憶を戻しながら黒幕にたどり着くといったストーリーです。
まず妻であるはずの女性が実はスパイで、主役を監視するために夫婦という記憶を主役に埋め込まれていたという内容。
そしてラストは主役自身が反政府勢力を壊滅するためのスパイだったという内容で、しっかり集中して鑑賞しないとストーリーに付いて行けなくなります。
又それがこの映画の面白い所で、最後まで何が起きるのかストーリーが読めなくワクワクし手に汗する作品です。
リメイク版もあり、そちらもおすすめ。
プレステージ
「プレステージ」はジャンル分けしますと洋画サスペンスの映画です。
具体的には、ライバル同士のマジシャンがマジックのネタを巡ってお互いに切磋琢磨します。
時にはカンニングなどの不正行為を行ったりして相手を出し抜こうとするストーリー。
基本的には様々なアイデアを考えに考えて、実際に舞台に上げて観客に披露していきます。
最後の最後に出てきた人体消失トリックの種明かしが衝撃的過ぎて、初めて見てから10年以上はたった今でも脳裏に鮮明に思い浮かびます。
サスペンスの域を超えたサイコホラーな結末は、是非他の人にもオススメしたい「どんでん返し」に優れた映画だと思います。
オーシャンズ11
ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットの2大主人公のテンポの良い掛け合いが大変面白く、深く考えなくてもスムーズに内容が入ってくる映画です。
また、終盤にかけて、初めて見た人は絶対に「あっ」と驚くような展開になっています。
後半に、カジノからお金を運び出す方法として、主人公達を捕まえるはずの特殊部隊に変装して、大金をカジノから運び出すという方法は、これまで見た映画のトリックの中で、一番驚きました。
また、最初にカジノ経営者側(ターゲット)の視点で見せられ、「どうやったのかな?」という気持ちの後に、主人公側の視点でトリックを披露されるので、スッキリ感や納得感が段違いでした。
アザーズ
2001年制作の映画ですが、時代に左右されない面白さがあります。
劇中の色調や使用される音など全体的な雰囲気からホラー映画と思い込んで観ましたが、ある女性の不幸なストーリーが軸となる内容です。
未亡人グレースは子供2人と新しい使用人3人と住んでいるが、不可解なことが起こり始め幽霊を家から追い出すために行動する。
ところが、本当は…更に隠された謎が明らかになります。
衝撃的なラストです。
それにより劇中の不思議に思った部分も納得できました。
子供が老婆に変化するシーン、今にも倒れそうな夫が戻ってから出て行くまで内容が印象的でした。
構成が良く楽しめると思います。
ツーリスト
傷心を癒すために、イタリア・ベネチアに旅行に来たアメリカ人のフランクが、旅路で謎の上流階級の美女のエリーズと知り合います。
しかし、エリーズの恋人で、逃走犯であるアレクサンダー・ピアーズに間違われて、マフィアと警察に追われる…というストーリーです。
フランクを演じるのがジョニー・デップ、謎の美女を演じるのがアンジェリーナ・ジョリー。
美男美女が繰り広げるベネチアで繰り広げる逃走劇を描いた作品です。
映画内でジョニー・デップはミシシッピのさえない数学教師という設定なのですが、そもそもジョニー・デップがイケメン顔なので、ちょっと無理があります(笑)。
最後はまさかのどんでん返しで、ニヤッと笑っちゃいます。
アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップのトップ俳優、女優さんが出演しているので、どんな映画かな?くらいの感じで見ていたのですが、どんどんミステリアスなストーリーに引き込まれていきました。
お洒落なヴェネツィアの街並みに映る2人は、まるで美しい絵のようで美しくて。
そこまでアンジーのファンでは無かったのですが、色っぽさに憧れと尊敬の念が。
物語はテンポ良くどんどん進んでいくいき、危険なシーンでハラハラからの、ピンチな状況にドキドキ、すると二転三転してどうなるの?と終始飽きる事もなく、最後の最後にこの展開!とビックリしました。
ミスト
私がこの映画「ミスト」を見終わっての感想は、正直とても後味の悪いものでした。
というのも、キャッチコピーでもある通り「映画史上かつてない震撼のラスト15分」だったからです。
こういうのは所詮キャッチコピーであり過大広告であるものが多いと思います。
しかし、この映画にふさわしいテーマというのがそもそも「絶望」というのもあり、ラストまでは割とシンプルでわかりやすくその「絶望」というものが伏線の積み重ねで表現されていました。
大抵の映画ならその後、最後の最後にハッピーな方、もしくは今までの世界に戻るという感じでしょう。
ところが、この映画は最後の最後までテーマである「絶望」でトドメを刺してくる。
そんな大どんでん返しがオススメの理由です。
ユージュアル・サスペクツ
大量殺戮&現金強奪の犯人を追うドラマです。
刑事が生き残った男を尋問、この“生き残った男”の回想と尋問が物語を進めていきます。
ラスト、どんでん返しに気がついた刑事と同調してこちらも驚愕します。
しかし、驚きはそのあとも続く。映画観賞後、ふとした時に考える。あの尋問と回想のどこまでが嘘で真実なのかと。
驚愕し、「お前だったのか!」と思ったが、それも嘘かもしれない。
そしてもう一度観賞する。
すると新たな事実や伏線に気づきます。が、それが真実かどうかも分からない。
もう新作が見られないかもしれない、ケビン・スペイシーの名演技が観られます。
役者って凄いな!と感心した作品です。
"どんでん返し"がある映画【邦画】
イニシエーション・ラブ
どんでん返しで宣伝している映画のどんでん返しに驚くのは悔しいと思いつつ、見事に驚かされてしまいました。
何よりも、ラスト数分を除くこの映画の大部分が、大人になっていく経験をした若者にとって普遍的な、切ない物語になっているのがいい。
1970年代から変わらない、青春の甘酸っぱい空気に共感させられます。
そして、それを覆すラストのオチの鮮やかさ。
いかにも地方のアイドルという感じの親しみやすさと、それが虚像なのではと感じさせる不可思議さが同居する前田敦子が当たり役で、あの太田裕美の名曲の裏にもこんな物語があったのでは、と思わされてしまいました。
「最後の5分全てが覆る」ということがわかった上で観る映画だったので、普通にハッピーエンドやバッドエンドでは終わらないと思っていましたが、まさか!の大どんでん返しでした。
どんでん返しの邦画といえば、イニシエーションラブが一番だと思います。
思わず「え!!」と声に出してしまいました。
最後をいろいろ予想してから観たのですが、ストーリーも面白くて、途中から展開のことなど頭から離れてしまうほど夢中になりました。
どんな面白い映画でも、すぐに2回観たくなることなどないだろうと考えていましたが、そのまま続けて最初から観たくなりました。
こんなにもDVD発売を楽しみにした邦画はありません。
身近な人にネタバレしたくなるような、久しぶりにドキドキしたおすすめの映画です。
結末を教えてはいけないという触れ込み通り、途中で、これまで見てきたものは何だったんだろうと呆気にとられるくらいのどんでん返しが待っています。
普通に見ていたら、好きな人のために死ぬ気でダイエットを頑張って痩せた男性の純愛物語だと思いますが、それが彼女側の目線に変わった途端、雰囲気も一変してしまいます。
序盤からところどころ違和感を感じる部分はあるけど、その疑問が後半で種明かしされるというストーリー展開が秀逸だと思います。
カセットテープを使ってたり、ケータイを持ってないとか、昭和臭がプンプンするところもレトロでまた良いです。
どんでん返しと言ったらコレと言えるくらいの最高峰レベルのどんでん返しでしょう。
乾くるみさんの原作の実写化で、わりと忠実に描かれていると思います。
私は原作を読んでから映画を見ましたが、結末を知っていてもというより、知っていたからこそ映画でどう描くんだろうとわくわくしながら見ることができました。
もちろん原作を知らない方にも最後映画館を出るときにいい意味で唖然、騙されること間違いなしだと思います。
主演の前田敦子さんもはまり役でアイドル時代とは違う魅力を楽しむことができます。
松田翔太さんもとってもカッコ良いです。
もう一度騙されてもいいと思えるくらいおもしろい映画でした。
億男
前半は何となく予想できましたが、後半の流れが意外性たっぷりだったので一気に引き込まれました。
出演する役者さんは、高橋一生さんや、佐藤健さん、藤原竜也さんなど豪華俳優陣です。
もし自分が一億当たったらと考えながら映画を観るとますます共感しました。
一億円は、とても価値のある金額だと思いますが、価値が映画を観た後と前では全く違うように感じました。
絶望感や幸福感、恐怖と極楽が同時に押し寄せてくる感じがとてもワクワクします。
まだ見ていない人にその気持ちを体験してほしいのでお勧めします。
観た人と話すのも良いと思います。
T.R.Y.
私がどんでん返しがある映画で真っ先に思いつくのは2003年の日本映画「T.R.Y.」です!
この「T.R.Y.」はドラマ「振り返れば奴がいる」や映画「卒業旅行~ニホンから来ました」でおなじみの名コンビかつ、迷コンビの鹿賀丈史と織田裕二のダブル主演と言って良いと思います。
「T.R.Y.」はいまじゃなかなか考えられないけど日中合作なんですね~。
日本と中国の関係がいまみたいになってない当時はラストエンペラーや北京原人など、日中合作の快作や迷作が多かったですね。
この「T.R.Y.」もどんでん返しありの日中合作のなかなかない条件でかつ面白い!
22年目の告白 私が殺人者です
時効を迎え、自らが事件の犯人と名乗る男が登場します。
時効により警察も手が出せず、告白本を出版し、メディアにも取り上げられ時の人に。
韓国映画のリメイク版で、見比べて楽しむのも面白いです。
韓国版は遊び心が満載でちょっとふざけた場面やカーチェイスといった場面で楽しめると思います。
日本版はシリアスにまとめています。
日本の法律やその時代を練り込み上手く仕上がっており、個人的にはこちらが見応えがあり面白いです。
テレビ局の報道番組でのシーンからのどんでん返しが始まります。
エッと思わず話に食入るように見てしまうでしょう。
最後まで息つかせない展開で面白いです。
カメラを止めるな!
最初40分間はとてもつまらないというか、安い映画だなという印象がありますが、その40分を頑張って耐えて見ると後半にかなり驚かされて面白くなります。
その最初の40分が肝であとからネタバラシのようにどんどん面白くなり、一度見るともう一度その40分を見返したくなるような映画です。
「この映画はゾンビ映画です。冒頭のノーカットシーンに注目してください。」そんなフレーズをよく耳にしました。
半信半疑で見はじめると、流血シーンが多く出てきて、年齢指定をしてもおかしくない映画だと思いました。
ノーカットの映画のシーンでは、不可解なカットもあり、流血シーンに気持ち悪さを感じました。
しかし、映画のシーンが終わり、これまで張り巡らせていた伏線の回収が始まると、裏切られたような、でもスッキリとした気持ちになります。
最後の最後まで楽しめる、そしてもう一度見たくなる、不思議な映画だと思います。
サカサマのパテマ
アニメ映画ではありますが、しっかりと作り込まれた世界観と、登場人物達のストーリー設定、そしてそれぞれの思惑や想いを考えさせられる内容です。
近年のアニメ映画は地上波で放送後、続編枠として映画化する事が多いですが、サカサマのパテマはサマーウォーズやジブリ作品みたいな、それだけの映像作品です。
なので、予備知識がなくても抵抗なく観れる上、ラストは視聴者側を驚かせる様なまさかの大どんでん返しがあります。
ですが、どんでん返しがある映画にありがちな点で言うと、どんでん返しをしてしまったが故に、最後が納得いかない展開になるという問題があるかと思います。
しかし、この作品はどんでん返しはあるものの、なるほど!と納得の行きやすいどんでん返しを用意されています。
観賞後、スッキリとした気持ちになれるそんな映画ですので、私のオススメ作品です。
愚行録
人間の闇にスポットをあてた映画で、基本的に登場人物がみんなグズなんです。
淡々と進むストーリーですが、それ故に怖さが増しました。
人間の中に潜む狂気に、怖さを感じずにはいられませんでした。
そして随所に思わず『え!?』と言ってしまう事実。
予想をしていなかった展開を叩きつけられました。
残虐なシーンも含まれていますが、これも淡々と描かれています。そのシーンは息をのみました。
最後の最後で大きなどんでん返し。
一番のグズは誰でしょうか。
主演の妻夫木さん、満島ひかりさんの演技に引き込まれます。
現在ブレイク中の中村倫也さんも出演されています。
愚かな行いの記録。愚行録。
観たあとは気分が落ち込みましたが、後からじわじわ余韻が残るのは何故でしょうか。
また時間をあけて観たい映画です。
君の名は。
昔に流行った男女の中身の入れ替わりが題材となっています。
それを今風にアレンジした感じで、後半からどんでん返しがあります。
単に入れ替わるだけでもどのような展開になるか目を見張るものがありますが、この映画はそこに加え、少年と少女が生きている時代に3年の時間差があり、入れ替わっては元の体に戻れることができるのです。
そこが新しい部分だと思いました。そして3年の間に起こる事故を未来と過去を往復しながら解決したり、お互い会うことがないはずの場所で時間を超えて一瞬出会っていたりとSFチックな部分もあります。
惹きこまれる展開がいくつもあるのでおすすめします。
映画の始まってしばらく進んでいくと、単なる男子高校生立花瀧と女子高生の三葉との入れ替わりの話だと思っていました。
以前にも角川映画で転校生という映画もあり、よくある話だなぁと思っていたのですが、入れ替わりがストップして、実は三葉が隕石の落下によってなくなっていたというあたりから、話が急展開します。
映画前半の若干ゆるい感じから終盤にかけての劇的な変化は、まさにどんでん返しだと思います。
私自身がかなり油断してこの映画を見ていたこともあったのですが、前半と後半の落差加減は今まで見てきた映画の中で最高だったと思います。
非常におすすめです。
パーマネント野ばら
前情報なしに視聴し、ゆるくほんわかした映画だと思っていたが、ラストでやられた。
だらだら観ていたところを、もう一度見返したくなり、それに至るまでの沢山の伏線にグッと心を持って行かれました。
これは、二回観たくなる映画だと…二回観なければいけない映画だと思う。
実家に帰ってきた娘と、その母が営む町に一軒の美容室『パーマネント野ばら』を舞台に繰り広げられる人間模様。
漫画家 西原理恵子さんが描いた漫画を映画化したという本作。
とにかく主人公を取り巻く町の人々のあたたかさが心に沁みます。
主人公菅野美穂の演技力、特にラストシーンは深く目に焼き付くでしょう。
ゆれる
小さな世界のすごく大きな話です。
見れば見るほど深みが増して行く、西川美和監督による傑作。
危うげな雰囲気がとてもカッコイイオダギリジョーさん演じる弟の猛と、これまた素晴らしいほどの怪演を見せてくれる香川照之さん演じる兄の稔。
とある出来事によって、2人の何気ない日常や関係が崩れていき、改めて家族や兄弟の存在や関係を考えてしまいまいます。
何が本当で、何が真実なのか。
ストーリーと役者の芝居が混ざり合い、二転三転して行く展開は、一分一秒、一語一句見逃せません。
そして、観る人によって捉え方が異なるようなラストは、本当に名シーン!
暗黒女子
一見きらびやかなお嬢様学校を舞台に、少女たちの闇を描いた作品。
いわゆる「イヤミス」と呼ばれるジャンルの作品で、後味も正直、悪いです。
しかし、同時に魅了されるはず。
暗黒女子ミッション系女子高校という、清潔で神聖な場所で起こった「スクールカースト最上位の全生徒憧れの女子生徒が自殺した。」という場面から始まります。
そこから、文学サークルのメンバーが一人ずつ自作の彼女との思い出をつづった小説を読み上げていくという形式で進んでいくストーリー。
殺人の疑いをかけられた文学サークルの少女たちが小説という名の告発文をそれぞれに読み始める。
それはひとりひとり別々の容疑者を浮かび上がらせていくが、証言は二転三転していく……。
細かい伏線が張られ、あーだこーだと考えさせるミステリの面白さに満ちている。
あくまで主観のみ、自己申告制の小説という形式なので、物語が進んでいくうちにそれぞれの話に齟齬が生まれてきて、何が真実なのかどんどん分からなくなっていきます。
中盤からは自殺した生徒が残した小説による真実の暴露。
あくまでも女子の世界、美しく豪華な映像に気を配り、高校生の女子ならではの特別な絆や憧れをぎゅっと詰め込んでいて、女子なら共感できてしまう部分もあるかも。
ラストは想像以上の過激なドンデン返しが待っており、腰を抜かしました。
くそったれなハナシなのに、いっそ清々しさすら感じさせるのは不思議なテイスト。
「乙女の園」という閉鎖的空間を巧く使った本格ミステリ映画の快作です。
トモダチゲーム
この映画は二部構成となっているのですが、どちらもとても面白いです。
原作の漫画の方が好きで実写版も見に行きました。
原作の主人公と吉沢亮さんがとても合っていて凄く満足できる映画です。
主人公は仲のいい4人とある組織に攫われてしまいます。
その組織というのが、借金を肩代わりしてあげる代わりにトモダチゲームという友達同士で参加するゲームで借金を返済していくというものでした。
この中に借金をしたやつがいる。
主人公は貧乏で過去にある事がありお金の怖さ、大切さを人一倍知っていたので参加するか迷うのですが周りの友達に説得され参加することにします。
トモダチゲームの攻略法は友達を信じること。
しかし、そのゲームは友情を壊すような騙し合いのゲームだったのです。
主人公は普通の生活に戻ることは出来るのか?借金をしたのは誰なのか。
非常に面白い展開の映画です。
キサラギ
小栗旬、小出恵介、ユースケ・サンタマリア、香川照之、塚地武雅の豪華俳優達が演じるミステリーコメディ。
自殺したアイドル如月ミキの追悼会のため面識のなかった彼らが、ネットを通じて1つの部屋に集まり繰り広げられるどんでん返しの嵐。
自殺ではなく他殺だという話から、この中に犯人がいるということになり次々に明かされる真実。
全員が実は如月ミキと面識があったということから疑心暗鬼になる物語になっています。
観ている側の予想が必ず100%裏切られ、とても面白い作品になっています。
次々に明かされる真実から結びつくのは予想だにしてなかった結末です。
笑いあり涙ありのハートフルな物語になっているので是非観て頂きたいです。
"どんでん返し"がある映画【韓国映画】
ハロー!?ゴースト
2012年の韓国映画。
『猟奇的な彼女』が有名なチ・テヒョンが主演です。
人生を諦めて自殺を試みた主人公が目を覚ますと、幽霊が見えるようになってしまい、その幽霊たちの願いを叶えるように頼まれてしまった主人公が、嫌々幽霊たちの願いごとを叶えていくストーリー。
決して話のテンポがよいわけではなく、独特のユーモアが混じっているので、私は大好きなのですが、序盤が退屈だという友人もいます。
しかし、幽霊たちの願いごとを叶えていき、お話が終盤にさしかかった時に、何故主人公に幽霊が見えるようになってしまったのか、その理由が意外な事が原因で明らかになります。
そこからはもう号泣です。
序盤面白くないと思っても、最後のどんでん返しがあるので、観る価値のある一本だと思います。
猟奇的な彼女
男尊女卑が色濃く残る90年代韓国にガツンとパンチを利かせた、超乱暴美女と、美女に振り回される情けなくも優しい野獣の物語です。
一見ただの女王様でワガママな彼女に虐げられる奴隷な彼氏の物語なのですが、後半では切なく儚く、奇跡の様に甘いどんでん返しが待ち受けています。
単なるラブストーリーではなく、コメディ要素が強いかと思いきやとびきり幸せな物語なのです。
疲れた時、気合いを入れずぼんやりと視聴してみて下さい。
母なる証明
実力派俳優のウォンビンが知的障害を持った青年という難役に挑んだ作品です。
監督は『殺人の追憶』や『グエムルー漢江の怪物ー』の巨匠ポン・ジュノです。
人間の憶測に潜む多面性を描かせたら、彼の右に出る者はいないでしょう。
この作品でもその手腕がいかんなく発揮され、最後のどんでん返しに視聴者は驚かされます。
作品の内容は、知的障害がある青年がある殺人事件の犯人として逮捕され、母親が息子の無実を証明しようと奔走します。
この奔走する過保護な母親役をキム・へジャが強烈な印象を残す演技で見る人をぐいぐいと引き込んでいます。
その為、最初は息子を疑った視聴者も途中から「もしかしたら息子が犯人ではないかも」と、いつのまにか母親と同じ目線で真犯人を追うような感覚になっていきます。
最後のどんでん返しで、視聴者にショックが広がります。
過保護な母親に視聴者は「間違っている」と思いながらも何故同調してしまうのか、そこに人間の抱える闇を見出してしまうからかもしれません。
そしてどんでん返し後の結末に母親が選んだ行動とに、更に視聴者が考えさせられる、秀作の一つだと思います。
これまでに観た優しく強い母親像を越えた気迫ある姿が、何とも言えない気持ちになります
話の内容も去ることながら、演技者にも注目せずに居られない映画です。
哭声(コクソン)
はじめはミステリーのような、静かで謎にあふれた物語の流れなのに後半からどんどん様子がおかしくなってきます。
主人公は正しい行いをしているのか?信じているもの、見えているものに真実は存在するのか?
そう感じずにはいられない展開に、物語が不気味であるにも関わらず最後まで続きが気になって仕方がありません。
物語だけを追っていくと、見えないものが、映画を観終わって俯瞰で見たときに見えてくるストーリーの面白さ。
感服せずには折れない作品になっています。
特に、私が一番の見所だと感じたのは日本人俳優の國村隼さんの怪演。
私がいつも日本の作品で見ている彼とはまるで違う顔つき、声、動き。
何気無い中に住まう狂気を何気なく演じてしまっている國村さんが一番怖いのかもしれない。
さいごに
いかがでしたか?
どんでん返しがある映画は、驚きを与えてくれるカンフル剤です。
今回紹介した映画で、ぜひ、大どんでん返しに驚いてくださいね!
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