ウーバーイーツ配達パートナーの副業バイトが気になっていますね?
ウーバーイーツは登録制の個人事業主で、自転車で配達してお金を稼ぐことができます。
運動にもなるし、ゲーム感覚でできる部分もあるので、気になっている方はとりあえず登録してみることをおすすめします。
説明会で詳しく説明してくれますし、質問すれば疑問点もきちんと答えてくれますから。
この記事では、私が未経験から"東京都内"でウーバーイーツ(Uber Eats)配達パートナーを1年間本気でやってみた感想をシェアします。
これからUber Eatsの配達パートナーを初めて見たい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
それではどうぞ。
ウーバーイーツ(Uber Eats)の副業バイトを始めたきっかけ
私はもともと自転車で都内を走るのが好きでした。
学生の頃に初めてロードバイクを購入しそれ以来8年間は時間があれば自転車移動をしていました。
どうにかしてこれを活かせないかと思い、Uber Eatsの配達パートナーを始めることにしました。
以前にレンタルビデオ屋さんで"メッセンジャー"と言うかなり昔の自転車配達員のアルバイトの映画作品を見たことがあったのですが、その姿に憧れていたこともひとつの理由ですね。
Uber Eats配達員として1年間副業バイトしてみて感じたメリット
1.自由である
私がUber Eatsの配達パートナーになって良かったと感じる一番のメリットは[自由]ということです。
どういう点が自由かというと、まずは会社の拘束からの解放です。
上司部下がいるわけでもなく、完全に一人で仕事をすることが出来ます。
会社の人間関係に辟易している方にはとても良い環境だと感じます。
好きな時間に好きなだけ働くことができます。
何時から稼働するのも、終わるのも自分次第。
一週間のスケジュールを完全に自分で管理できるのも大きなメリットだと思います。
シフトがないため、空いた時間などに配達に行くことができるし、天候やその日の調子次第では配達するつもりだったとしても行かないという選択をとることができます。
また、慣れるまではなかなか仕事をするのは気が乗らないこともあるかもしれませんが、それも、自分のペースでゆっくりとなれていけばいいのでストレスがとても少ないところです。
私は会社員として働きながら副業としてウーバーイーツを始めたのですが。平日仕事終わりの1時間~2時間でお金を稼ぐことができ、時間が決まってないので残業や予定があるときは配達をしないという判断を自分で決めれることが最大のメリットだと感じました。
2.お店の引き出しが多くなる
とにかく日々の業務で、「このお店おいしそう!」の感動が絶えませんね!
実際にお店の中に入ることが多いので、店の雰囲気や店員さんの雰囲気、混み具合等も把握できますし、どんな物を食べているかも見えるので、自分の中のお店の引き出しが充実します。
そしてよく自分がピックアップに向かう店は「人気なんだなー、リピート率も高いのかな?」等も分かるので、後でレビューサイトなどを比較して、なるほど!と納得することも多々あります。
業務中にお店の方に気さくに話かけていただけるだけで、一人レビューサイトの評価が急上昇することもありますね。(笑)
また、自分は普段都内の企業で内勤の会社員をしているので、エンドユーザーの方を相手にする感覚等も思い出したりすることで、BtoBの対応だけだったのがBtoC対応も本業の方ですぐに対応出来そうな気がしています。
3.道に詳しくなる
そして、異常に道に詳しくなります(笑)
基本はナビアプリに経路を教えてもらうのですが、幹線道路だけでなく細い道を提案され、また知ってる道に出てきた時は少し感動しますよ!
- 隙間時間に自由に稼ぐ事が出来ること
- 乗り物(バイクや自転車)さえあれば、配達パートナーになるにおいて資格は要らないこと
- 配達をする事が運動がてらに慣れること
お客様の家へ1件1件配達をするので、ありがとうと言われる事で嬉しいし、喜びを感じる事が出来ます。
目の前のお客さんと会話できるので、普段の仕事とは違って新鮮さが得られるでしょう。
Uber Eats配達員として1年間バイトしてみて感じたデメリット
1.食べ物への配慮
デメリットは、配達をする食べ物が溢れたりしないように配慮する必要がある事。
例えば、ファーストフード店のスープや、チェーン店の汁物は、紙カップの上に蓋が付いていたとしても、配達をするときに急なカーブで曲がったり、急なブレーキをかけたしまった場合、蓋の淵から漏れてしまったりして、お客様に渡すときに不快な思いをさせてしまいます。
2.天候次第のところがある
基本は外での行動となるので気温、天候によってはとても過酷になります。
また、オーダーが増える時というのは、配達員にとっても稼働がしにくい悪天候のケースが多いです。
やはり天候の影響を直に受けるので、体調管理が難しいですね。
雪や雨は予報通りにいかないこともあるので、急に本降りになってきても一旦預かったものを放り投げるわけにはいかないので、特に冬の体調のアフターケアは非常に重要です。
3.迷ってしまうこともあること
配達先への道のりで少し迷ってしまうと時間に遅れそうで焦ってしまう事です。
事故にあうかもしれない、だけどお客さんに時間通りに届かないといけない。
不安になったりもどかしくなってしまう時もありました。
また、多くの配達員から同じ声があがるとしたら配達員の飽和、もしくはオーダーの量による【待機時間の長さ】だと思いますし、私も同様に感じます。
4.収入が場所や日によって不安定
エリアによっては収入が不安定なところです。
私が稼働しているエリアはまだまだ発展途上ですので、週によって大きく収入に変動があります。
シフトがなく、いつでも好きな場所で働けるとはいえ、やはり需要の多い地域と、少ない地域ではまだ仕事の数に差があるように感じることです。
東京の都心のほうや、ビジネス街ならいつでも仕事があり、配達員も困らないのですが、東京の端のほうや、千葉県などではまだそこまで仕事が多くないように感じます。
また、時間帯などにも左右されがちです。
食事を運ぶ仕事なので、需要の多い時間と少ない時間があり、少ない時間だと仕事が見つかるまでに待ち時間が多く発生します。
ウーバーイーツではエリアによってブーストという追加ボーナスがあり、人気エリアでは通常の1.2倍~1.5倍の料金を稼ぐことができますが、それ以外のエリアでは通常料金だけなので高額報酬を稼ぐのは難しいと思いました。
また、配達先の住所は依頼を受けるまで分からないので、「自分の家の方面」など目的地と同じ方角の仕事を選ぶことができないのがデメリットだと感じます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの副業バイトで「準備しておくべき」というグッズ(道具)
私が既定の配布品以外に自分が必ず保持しているものは、
- 安定したスマートフォン
- 大容量のモバイルバッテリー
- タオル
- イヤホンマイク
- 保冷剤・包装用品
- 自転車用スマホホルダー
- 雨対策グッズ
この7つです。
1.安定したスマートフォン
まず安定して通信することが出来るスマートフォンが重要です。
稼働中はアプリをずっと起動したままにしていますので、通信制限がかからないようにギガ数を設定しておくことも大事ですね。
2.大容量のモバイルバッテリー
充電のためのバッテリーも常備しておくことをおすすめします。
ウーバーイーツはお客様とのやり取りなどすべての工程をスマホで行うため、
スマホの電池がなくなると仕事になりません。
特に長時間配達を行う際は、モバイルバッテリーを必ず用意しておくことをおすすめします。
登録の際に配られるものもあるのですが、終日業務をしようと思うとなかなか足りませんね。
スマートフォンが仕事の軸になるので必ず保持しています。
そして、ウーバーイーツのアプリはナビを使うし、位置情報なども常に表示されるため、携帯のバッテリーをとても消費します。
ですので、モバイルバッテリーは必ず準備しておくべきです。
3.タオル
ウーバーイーツの配送BOXの中は意外と空間が開いているため、配達商品が小さいとBOXの中で揺れてしまいこぼれたりすることがあります。
タオルは商品を固定するだけでなくこぼれた時に拭くことも可能なのでおすすめです。
これはどうしても、全てのお預かりする料理のサイズに鞄がジャストフィットするワケではないので、鞄よりかなりサイズの小さいもの、特にスープや飲み物等のこぼれる危険があるもの等に、料理と鞄と隙間に詰めて衝撃を吸収したり、倒れたりするのを防止します。
これでかなりリスクは軽減されますよ。
4.イヤホンマイク
どうしても、アプリの遣い方が分からない等で住所が不完全であったり、お花見の季節など、特定の細かい地点が定まっていない場合は、お客様と電話で直接やりしながら、メモを取ったりします。
その場合に、イヤホンでやり取りすればメモもしっかり取れるので便利です。
5.保冷剤・包装用品
保冷剤や食品、配達物を守るための包装用品です。
お客さんに提供する時に、綺麗な状態で、手渡しした方が喜んでくれます。
また、夏場の場合は、提供する食品やドリンクが少しでも出来たてに近い状態で手渡しをしたいので、保冷剤や、保冷用の袋があると、なお便利だなと思いました!
あと、商品を運んでいる間にボックスの中で傾いたり倒れたりしないように発泡スチロールで固定できれば、配達の時に揺れてこぼれたりする心配がなくて済みます。
6.自転車用スマホホルダー
ウーバーイーツではスマホの地図を見ながら運転することが多いので、スマホを固定するスマホホルダーが必須です。
選ぶ際は固定したスマホを360度回転できるものがおすすめです。道に迷った際に回転することで地図が見やすくなります。
7.雨対策グッズ
また、雨の日には追加報酬が貰えるクエストも発生したりして配達員にとってはチャンスになることもあるので、雨対策は大事になってきます。
雨具や、スマホ防水ケースなどがこれに挙げられると思います。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの副業バイトを始める前の不安な気持ちとは?
自分が始めた頃はまだ配達レビューなども少なく未知数なコトだらけで、正直不安でいっぱいでした。
- 配達の途中で道がわからなくなったらどうしよう
- お客様からクレームをもらったらどうしよう
- 配達員ということで下に見られそう
など様々な不安がありましたがいざ初めてみると「早く商品を届けないといけない」という気持ちが強すぎて、不安を感じている時間がありませんでしたね。
最初に配達したとこは詳細まで未だに忘れません。(笑)
今はお店側の対応もかなり慣れていて、アプリの操作性もかなり使いやすくなっているので、初日のうちに不安に思うことはほとんどなくなり、楽しい!という感情に代わると思います。
強いて上げるのであれば、ユーザーへの認知度が薄いためにオーダーが少なくなるのではないかという点でした。
ただここに関しては自身で解決したのではなく、UberEatsが想定以上の宣伝をしていただいたことにより自然と不安はなくなっていました。
現在も定期的に、大きな宣伝やキャンペーンをうっていただいておりますので大変励みになっております。
配達していくうちに、むしろ、平日の空いた時間や、休日の暇を使って運動がてらに配達をする時間が楽しみでした。
また、たまにお客様から「ありがとうございます。」など感謝の言葉をいただくとモチベーションアップにもなります。
あとは、配達をするお客さんのところへ行くので、普段は行かない道のりを歩く事が出来るし、同じ道を行くことに慣れるようになっても季節や時間帯によって夕日が見れたり、日の出が見れたり、絶景を観れるタイミングもありました。
また日頃事務職をしているので、配達をする事によって運動不足を解消できて、その上お金も稼げちゃうと言うメリットだらけでしたね。
「本当に稼げるのか、本当にそんなよいサービスがあるのか」と、不安な気持ちがあなたにもあるかもしれません。
しかしその気持ちは、情報をインターネットで収集したり、自分で実際に働いてみることで克服することができると思います。
実際に自分でやってみないとわからないことのほうが多いですし、経験していくうちにコツをつかんで稼げるようになっていけます。
なので、まずはいろいろ調べるのもよいですが、実際に自分で経験してみて、それから続けるかなどを考えてみてください!
ウーバーイーツの副業バイト報酬について。Uber Eatsは稼げるの?
これから始める人は、「どのくらい稼げるの?」と気になる人が多いと思います。
Uber Eatsで稼げるかは自分次第です。
最初から稼げるという人は少なく、1週間~2週間くらいやって段々稼げてくる感じだと考えておきましょう。
また、報酬は、時間、地域、プロモーションによって異なってきます。
私が東京都内で1日中(12:00~21:00まで)稼動した実感としては、
- 初日8000~9000円
- 慣れてくると10000円~12000円
- ベテランになると15000円~20000円
くらい稼げるというのが実感ですね。
私は1年目ですが、1日10000円くらいが平均です。
最初は、1時間に2配達くらい(報酬1000円ほど)しかできませんでした。
慣れてくると、1時間に5配達くらい(報酬2500円ほど)こなせるようになりました。
もう少し工夫して稼げる余地はまだまだあると思っています。
すごい人は1日30000円稼ぐ人もいるようですが、そこらへんが限界MAXの稼げる額でしょう。
稼げる時間帯とは?
Uber Eatsは自分の働きたいときに自由に働くことができます。
朝9時~夜12時までの間なら、好きな時間でアプリを開けば稼動が可能です。
稼げる時間帯(ピークタイム)は、
- 午前11時~午後1時までのランチタイム
- 午後6時~9時までのディナータイム
になります。
この時間帯は需要が高く、「インセンティブ」が加算することが多いです。
また、平日よりも休日・祝日のほうがインセンティブで稼げる額が多くなります。
ベテランの方はこの「インセンティブ」によって大きく稼いでいます。
インセンティブとは?
インセンティブというのは、追加報酬の仕組みで"ボーナス"みたいなものですね。
- ブースト
- クエスト
の2種類があります。
ブーストは、需要が高い地域に対して報酬が増額するシステムです。
アプリの画面に「1.3×」といった数字があらわれます。(1.3倍という意味)
これらを多くこなすことで、さらに稼げる仕組みになっています。
クエストは、ブースト以外で適用される特別なインセンティブです。
"回数インセンティブ"なら、たとえば、30回配達で、〇円などのボーナスがあります。
"雨の日インセンティブ"もあり、さまざまなクエストが存在しています。
このクエストはゲーム感覚で取り組むことができるので、楽しく仕事ができますね。
ブーストとは?
ブーストは人によって異なります。
というのは、最初からブーストは付かずに、登録から2週間ほどしてから付くようになりました。
Uber Eatsで稼ぐなら、このブーストをこなすことが基本戦略になります。
ランチタイム(午前11時~午後1時)とディナータイム(午後6時~午後9時)には基本的にブーストが付きます。
休日は「1.5×」といった高い倍率のブーストがあります。
私の体感では、東京都内でのブーストは、平日「1.1×~1.3×」、休日・祝日「1.1×~1.5×」といった感じです。
クエストとは?
クエストも人によって異なります。
こちらも稼ぐために重要で、特に「回数インセンティブ」が重要になりますね。
週末ピークタイム(ランチ・ディナー)などの需要が高いときに適用されます。
また、悪天候(雨や風)の日にも適用されていますね。
30配達で〇円といった配達件数によるものなので、インセンティブが付いている間にたくさん件数をこなすことが大切になります。
もちろん、最初はなかなか件数をこなすことは難しいと思います。
以下にコツを紹介します。
一番大事なのは、判断力を磨くことです。
- お店の判断…近いか、料理がすぐに出てくるお店か(待たされないか)
- 道(ルート)の判断…混んでいないか、迷わないか、すぐ到着できそうか
を判断して、効率的に数をこなさなければいけません。
また、お客さんによっては、住所が間違っていたり、部屋番号が書いていないことがあります。
SMSか電話でスムーズに連絡して解決する必要がでてきます。
インセンティブ時には、近くのレストランを中心にピックしていきましょう。
ロングピック(遠いお店に料理を取りに行く)は避けるほうが無難です。
ただし、拒否が多くなると、「受付率」に警告が付くことがあります。
Uber Driverアプリから確認して、警告が付かない範囲で取捨選択して上手に配達していきましょう。
自転車と原付、バイクで稼げる額は違うの?
私は自分のロードバイクで配達していますが、自転車の他にも、原付(125cc以下)、バイク(125cc以上)で配達することができます。
自転車よりもバイクの方が稼げるのか?というとそういうこともないようです。(他の配達パートナーの話を聞いている限り)
バイクだと、自転車よりも長距離のピッキング(料理をお店に取りにいく)、ドロップ(お客さんのに届ける)も遠くなる傾向にあります。
私は自転車が好きなので、これからもバイクで配達することは考えていません。
まずはウーバーイーツの副業バイトを始めてみよう!
副業バイトとして始める方にとっては、ウーバーイーツは特に良い選択になると感じています。
アルバイトのようにシフトや拘束も無く天気の良い週末にロードバイクでサイクリングがてら、という稼働の仕方も出来るので、【経済】と【健康】の両方に最適な副業になるかと感じます。
また、ダイエットしたい方にもおすすめできます。
ただ本業でやるとなると、それなりの覚悟が必要になります。
いろいろと自由がゆえに自分に厳しいところも無いと、収入の管理は大変になるかと感じます。
大学生の仕事としても大変おすすめで、へたなアルバイトをやるくらいなら配達パートナーの方が稼げると思いますよ。
稼げるようになるまでは慣れが必要な部分もありますが、数回やってみればすぐに自分の中でコツがつかめるはずです。
ウーバーイーツの配達は一人ででき、面倒な人間関係に悩まさせることもなく、自由気ままに仕事ができるので、一人で自由に働きたいという人には大変おすすめです!